うつ病とED:性欲減退か勃起障害かを見極める必要
鬱病とED:性欲減退か勃起障害か見極めを
夕刊フジBlog(2008年11月)の記事から
うつ病を発症するとED(勃起障害)になりやすいといわれる。それは、うつ病の一般的な症状が「食欲」「睡眠欲」と共に「性欲」という本能欲を低下させるから。加えて、うつ病の誘因のひとつである「過剰な精神的ストレス」は心因性EDの原因になる。うつ病に合併しやすいわけだ。
ただ、性欲(減退)障害とEDは別の病気。治療は分けて考えなくてはならない。
正常な性機能は(1)性欲→(2)勃起→(3)性交(挿入)→(4)射精→(5)オーガズムの順で働く。
どれかひとつでも欠ければ性機能障害だ。このうちEDは(2)の障害。心因性EDの場合、精神的ストレスによって交感神経が緊張して血管が収縮、陰茎の海綿体に流入する血液量が低下するためタチが悪い。
だから「血流をよくする薬」のED治療薬がよく効くわけだ。
一方、うつ病で性欲減退が強ければ(1)の障害。
そもそも何をやるにも意欲が湧かないのでセックス自体がストレスになることも。ED治療薬には性欲を高める作用はないので効果薄。まずは、うつ病治療が優先だ。
EDといっても混同している人が多い。性欲がわかないのか、それとも性欲があるのに勃起しないのか、治療法が異なってくる。
また、抗うつ薬の一部には遅漏などの副作用が指摘されるものもあるが、副作用のない薬もたくさんある。
ちなみに遅漏や早漏は(4)の射精障害。性機能障害にはいろいろあるので、自分はどの部分の障害なのかを見極めたい。
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